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緑と水の公園都市 三鷹市

作成・発信部署:スポーツと文化部 芸術文化課

公開日:2017年4月10日 最終更新日:2017年4月10日

画像:「三鷹中央防災公園・元気創造プラザ」落成記念式典の写真(拡大画像へのリンク)

「三鷹中央防災公園・元気創造プラザ」落成記念式典

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「三鷹中央防災公園・元気創造プラザ」落成記念式典を実施しました

 平成29年4月8日(土曜日)、「三鷹中央防災公園・元気創造プラザ」にて落成記念式典を実施しました。
 落成記念式典では施設の開設にあたり、構想から建設、落成までの一連の流れを関係者とともに振り返るとともに、清原慶子市長から次のような式辞が述べられました。

「三鷹中央防災公園・元気創造プラザ」落成記念式典式辞

 本日は、年度初めのご多用の中、「三鷹中央防災公園・元気創造プラザ」落成記念式典に、三鷹市議会より後藤貴光議長、岩見大三副議長、石井良司総務委員長はじめ議員の皆様、吉野利明・東京都議会議員、中村ひろし・東京都議会議員、地元選出の伊藤達也衆議院議員、市政功労者をはじめとする多くの皆様にご臨席賜りまして、誠にありがとうございます。
 そして、姉妹都市であり防災協定を交わしている福島県矢吹町の野崎吉郎町長、兵庫県たつの市の栗原一市長におかれましては遠路わざわざお時間をさいてご臨席いただきまして、心から感謝申し上げます。

 さて、ちょうど1週間前の4月1日(土曜日)に「三鷹中央防災公園・元気創造プラザ」はオープンいたしました。当日は、施設の利用開始を記念したテープカット、三鷹市で初めてのネーミングライツ・パートナーである、市内で長きにわたり事業を展開されてきた株式会社SUBARU様との協定に基づいた「SUBARU総合スポーツセンター」のお披露目式、さらに、防災公園では、各団体からご寄附いただいた樹木のお披露目式を実施いたしました。

 そして、4月1日及び2日には、市民の皆様にはスタンプラリーを通して各階のそれぞれの施設を見学していただくとともに、三鷹市体育協会及び三鷹市スポーツ推進委員協議会の皆様による各種スポーツ体験事業の実施、三鷹市芸術文化協会の皆様による生涯学習センターホールでのおはやしや民謡・邦楽などの演奏会の開催、防災公園東広場での日赤奉仕団の皆様によるお赤飯の炊き出しや防災用具の展示などを行いました。
 防災公園の芝生や通路には、多数のご家族連れやグループで散策されているかたがいらっしゃるなど、両日ともに、小さなお子さま、ご高齢のかた、障がい者のかた、本当に幅広い世代の市民の皆様が来館され、2日間で約9千人の皆様に新施設のオープンを実感していただきました。

 4月3日(月曜日)からの平日は、1階の「子ども発達支援センター」のひろば事業を利用される親子が徐々に増加し、2階の「総合保健センター」では妊娠したお母さんと保健師が面談する「ゆりかご面接」が毎日のように行われ、6日には今年度初めての1歳半健診が実施されています。
 3階の「福祉センター」や4階の「生涯学習センター」では各種相談や会議室などの利用が開始されており、グループや団体でのご利用が始まっています。
 5階の「総合防災センター」では、すでに3月初めに一足早く防災課と安全安心課が業務を開始しており、3月中にこの施設の会議室を利用した初めての総合防災会議も開催されるなど、徐々に新施設の活用が進んでいることを幸いに思います。

 ここで、少しお時間をいただきまして、「三鷹中央防災公園・元気創造プラザ」の落成までの経過をお話しさせていただきます。
 三鷹市の公共施設は、600棟を超え、延床面積は30万平方メートルを超えています。これら施設の安全性を確保しつつ、市民サービスを提供し続けていくことは、三鷹市の重要な責務です。そのためには、実態に基づいた総合的で計画的な取り組みが必要です。

 そこで、私は平成18年度(2006年度)から本格的に公共施設の耐震化等に関する実態調査を開始し、平成20年(2008年)3月に策定した『第3次三鷹市基本計画(第2次改定)』において、最重点プロジェクトとして「都市の更新・再生プロジェクト」を追加し、平成20年度(2008年度)を「輝くまち三鷹」を目指して「未来への投資」を本格的にスタートする年度と位置付けました。
 本格的な実態調査の開始は、今から11年前のこととなります。

 この耐震診断結果等を踏まえて、平成21年(2009年)3月に『都市再生ビジョン』を策定し、庁内に「都市再生推進本部」を設置するなど体制面の整備を図りました。
 こうして、その後、平成24年(2012年)3月に策定した『第4次三鷹市基本計画』及び平成28(2016)年3月に策定した『第4次三鷹市基本計画(第1次改定)』において、市民の皆様に、安全に安心して、快適に公共施設をご利用いただくために、公共施設の耐震化や老朽化対策を計画的に進める「都市再生」を、引き続き最重点課題の一つとして位置付けました。
 この間、学校、保育園等の教育及び子ども子育て支援施設やコミュニテイ施設等を優先して、「予防保全」の考え方に基づいて建替えや改修を進めてきた結果、現在ではこれらの施設の耐震化100%を達成しています。

 さて、思い返せば、私がファシリティ・マネジメントに着手する決断をしたきっかけの一つは、平成15年(2003年)に市長に就任した直後に、三鷹市役所東隣に所在していた東京多摩青果株式会社の当時の社長で現在会長の富沢彦昭様を、就任のご挨拶に伺ったときのことでした。富沢様は、「せっかくお隣の市役所の市長に就任されて隣人になったけれども、実は三鷹市場はまもなく他市へ移転する予定です」と、移転計画をお話しされました。

 市役所隣で青果市場を運営していただいたことは、大変に有意義な地域貢献でしたので、移転計画について大変残念に思い衝撃を受けました。しかし、残念に思っているだけではいけないと考えました。
 市役所隣の大規模な土地がどのような用途に利用されるかは市民の皆様にとって大きな影響を与えるわけであり、その隣地をぜひとも市民の皆様に役立つ公共施設の整備の種地にしなければいけないし、そうするべきではないかとの思いを抱きました。

 そこで、平成19年(2007年)に東京多摩青果株式会社様が移転された際には、三鷹市は平成20年度以降、その1.5ヘクタールの土地を「暫定管理地」として貸借するとともに、防災公園としての一体性を保つために、近隣の土地所有者の皆様のご理解とご協力を得て約0.5ヘクタールを加えることができて、合わせて約2ヘクタールの土地の公共的な利用のあり方について検討を重ねることとしました。

 平成22年(2010年)には、防災公園の整備などを盛り込んだ『基本プラン』を策定し、そのプランを具体化した「三鷹中央防災公園・元気創造プラザ」の計画づくりにあたっては、市民の皆様の代表である市議会の皆様、多くの市民の皆様や関係団体及び審議会等におけるご意見の反映に努めて、公共施設の耐震化等の課題解決を図りつつ、防災力の強化と行政サービスの向上を図る方向で検討を進めました。
 そして、平成23年(2011年)には、国が進める「防災公園街区整備事業」等を活かすために、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)様と協働のパートナーとして取り組むこととして、設計や工事に向けた手続きや準備を進めることとしました。この間、国土交通省都市局の公園緑地を担当される皆様の温かいご指導をいただきましたことに深く感謝いたします。

 本整備事業は、「三鷹中央防災公園」の整備と、その地下部分には約20年前に建設が凍結されていた「総合スポーツセンター」を整備し、耐震化等に課題のあった複数の公共施設を複合化して建設するものです。そこで、「元気創造プラザ」には、子ども発達支援センター、総合保健センター、福祉センター、生涯学習センター、総合防災センター機能を一体的に整備し、市民の皆様の利用の場面において融合のメリットが生かされることを目指しています。

 なお、三鷹市消防団は、警視庁三鷹警察署、東京消防庁三鷹消防署の皆様と連携をして、地域の防火防災を担っていただいていますが、その訓練場所についてはこれまで本当にご苦労をおかけしていました。このたび、消防団の訓練場所を備えることができましたことによって、お仕事を持ちながら活躍していただいている消防団の皆様のご努力に、少しでも報いることができるのではないかと思っています。
 市議会の皆様には関係条例や契約等の議案について丁寧なご審議と議決をいただいてきました。歴代の市議会議長、そして、関係委員会の委員長はじめ、議員の皆様に感謝申し上げます。そして、平成25年(2013年)10月に建設工事に着手したわけでございます。
 こうした経過を経て、このたび『三鷹中央防災公園・元気創造プラザ』がいよいよ落成の日を迎えたのです。

 公共施設とは、市民サービスを提供する場所として、日頃の市民の皆様の生活や活動を支えるとともに、自然災害等の緊急時には防災拠点にもなる社会基盤です。
 そこで、市民の皆様にとって大切な公共施設を如何に適切に管理運営していくかについては、平成18年度(2006年度)から取り組んできた「ファシリティ・マネジメント」の考えが重要となります。すなわち、公共施設等を計画的に維持し、予防保全しながら効率的に整備運営し、長寿命化を図りつつ、再配置や用途変更等を視野に入れて、より有効に利活用する取り組みが大切なのです。

 これまでの過程では、公共施設の耐震化や老朽化等、施設そのものが抱える建物としての課題解決を進めてきましたが、今後は、維持管理に必要なライフサイクルコストの縮減といったコスト面の課題、また、人口減少や少子長寿化の進行によって多様化する市民ニーズに対応していく方向でのサービスの拡充という課題など、公共施設等をとりまく社会情勢の変化に適切に対応していく必要があることを再認識しているところでございます。

 「三鷹中央防災公園・元気創造プラザ」では、分散していた公共施設を複合し集約することで、利用者同士の出逢いや連携が始まり、深まり、「多世代交流」と「多職種連携」及び「センター相互の連携」を図ることができると考えています。 三鷹市では、おかげさまで、杏林大学医学部付属病院の医師の皆様や井の頭キャンパスの教員の皆様はじめ、市内の大学関係者の皆様、そして、医師会、歯科医師会、薬剤師会、柔道整復師会、助産師会といった専門職の皆様との「多職種連携」の取り組みが始まっています。その連携強化の現場として、この「元気創造プラザ」が生かされることと確信しています。

 また、隣地に立地している、三鷹市と調布市の共同によるふじみ衛生組合の可燃ごみ処理施設「クリーンプラザふじみ」で発電した電力及び低温水を利用することで、環境にやさしい循環型エネルギーの利用施設ともなりました。調布市及び調布市議会・調布市民の皆様のご理解に感謝し、調布市民の皆様には三鷹市民と同様に本施設をご利用いただくこととしています。

 本日は、本施設の整備に格別のご理解とご協力をいただきました東京多摩青果株式会社様と独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)様に、ご協力いただいた皆様を代表して感謝状を差し上げたいと思いますが、長期間にわたる整備工事を見守っていただきましたご近隣の皆様はじめ市民の皆様に感謝申し上げます。

 そして、この取組を応援して下さった国土交通省はじめ国の皆様、そして、伊藤達也衆議院議員はじめ国会議員の皆様、また、東京都議会議員のお二人は、この取組が、多摩地域の、更には、東京都の一つのモデルとなるように東京都市町村総合交付金等の活用についてのご配慮をいただいてきました。おかげさまで、東京都の総務局行政部の皆様には、この取組をご評価いただき応援していただきましたこと、この場をお借りして心より感謝を申し上げます。この、「国」、「東京都」、そして市民の皆様の命の現場である「三鷹市」のそれぞれの立場での、未来を拓く想いが「三鷹中央防災公園・元気創造プラザ」の取組の中に表れていると思います。

 また、本施設は、既成市街地内の限られた貴重な土地において、市民本位の利用を実現するために、防災公園の地下部分を立体的に活用した総合スポーツセンターと、公共施設を集約した建物を一つの敷地で融合させるものです。
 そこで、地下部分の工事面積が広いこと、メインアリーナはアーチ屋根鉄骨造りで、サブアリーナはトラス鉄骨造り、そして、元気創造プラザは中間免震というように、様々な先端的な建築構造が採用された大変に難しい工事であり、高い技術力と施工管理力が求められていたと言えます。
 しかも、「東京2020オリンピック・パラリンピック」の開催が決まり、最適な労務の手配が難しさを増すという中で、ほぼ工程表通りの進行で、安全に建設工事を遂行していただきました。設計、建設、検査、施工管理を担当していただきました事業者、建設工事を担っていただいた多くの皆様に、改めまして、心から敬意を表し、感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 このたび、約3年半の工事期間を経て、平成29年(2017年)2月末に竣工を迎えたこの施設は、平常時は市民の皆様の「元気創造の拠点」として、災害時には三鷹市全体の「災害対策拠点」として一時避難場所の機能や災害物資等の搬送拠点の機能などを担うことになります。
 今後は本施設を、「三鷹中央防災公園・元気創造プラザ」の名称通りに、皆様に、何よりも安全に安心してご利用いただき、元気創造に役立てていただくことが期待されています。そのためには、建物が落成しただけでは不十分と言えます。
 少なくとも平成29年度(2017年度)は、利用者の皆様にご利用いただく過程において、より安全性を増し、使い勝手がよくなるためのご提案をいただきながら、可能な限り不備な点については設備等を改善し、有意義な事業を展開することによって、利用される皆様の総合的な利用満足度の向上をはかっていきたいと思います。

 三鷹市におけるファシリティ・マネジメントを含む都市再生の協働のまちづくりは、まさに「未来への投資」であり、人々の人生の舞台である地域社会の「持続可能性」を増す基本的な取り組みであると思います。これからも、民学産公の協働による都市再生の更なる充実によって、「元気創造都市・三鷹」のまちづくりを推進していきたいと思います。

 結びに、今一度、本日ご臨席賜りました皆様をはじめ、施設の落成までの間、ご理解とご協力をいただきましたすべての皆様に心から、心から感謝を申し上げます。どうも、ありがとうございます。
 今後は、多くの皆様に「三鷹中央防災公園・元気創造プラザ」及び「SUBARU総合スポーツセンター」を積極的にご利用いただき、多様な諸事業にご参画いただくことによって、多世代交流・多職種連携が進み、皆様に信頼され、末永く愛される施設となりますことを、心から願って、式辞とさせていただきます。

 平成29年(2017年)4月8日  三鷹市長 清原慶子

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画像:「三鷹中央防災公園・元気創造プラザ」開館記念イベントのトランポリン実演の写真(拡大画像へのリンク)

「三鷹中央防災公園・元気創造プラザ」開館記念イベント

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「三鷹中央防災公園・元気創造プラザ」開館記念イベントを開催しました

 落成記念式典終了後、多くの市民の皆様とともに施設の完成を祝う開館記念イベントとして、リオデジャネイロ五輪トランポリン競技4位入賞の棟朝銀河選手による実演や、施設の内覧、無料開放を開催しました。

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