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緑と水の公園都市 三鷹市

作成・発信部署:企画部 秘書広報課広報係

公開日:2017年5月8日 最終更新日:2017年5月9日

画像:第33回太宰治賞の選考会場となった「みたか井心亭」の写真(拡大画像へのリンク)

第33回太宰治賞選考会場「みたか井心亭」

(画像クリックで拡大 63KB)

応募作品総数1,326篇からサクラ・ヒロさんの「タンゴ・イン・ザ・ダーク」に決定!

 平成29年5月8日、第33回太宰治賞(筑摩書房・三鷹市主催)の選考委員会が「みたか井心亭(せいしんてい)」で開かれ、選考委員4名(加藤典洋さん、荒川洋治さん、奥泉光さん、中島京子さん)による厳正な選考の結果、受賞作が決定しました。

受賞作

作品名

「タンゴ・イン・ザ・ダーク」

著者

サクラ・ヒロ(さくら・ひろ:ペンネーム)

選評

加藤典洋さんより

 今回も多くの応募作品があったが、全体として大きな曲がり角に来ており、今まで以上に著者の力量が問われていると感じた。本作はそうした中でも頑張った作品として評価できる。

荒川洋治さんより

 時代とともに文学性が薄れていく中で、物語に新しい人物像や人間関係が打ち出されていることが重要であり、本作には秀でた文章の才能を感じた。

奥泉光さんより

 小説としての人物造形と人物と人物との関係性が魅力を持った文章でリアリティーをもって描かれていた。謎めいた作品の終わり方からも作者の狙いを感じる。前回も最終候補作に残ったサクラさんの作品と比べて、今回の方が小説としての完成度が高いと感じた。

中島京子さんより

 主人公と妻との奇妙な関係を描く中で、現代の若い人たちの他人との関係性の持ち方や性関係の在り方を取り上げたことは注目すべきポイントである。

受賞作および今後の日程

 今回の受賞作は、応募作品総数1,326篇から3篇を最終候補作とし、平成29年5月8日の選考委員会による厳正な選考の結果、決定されたものです。贈呈式・受賞パーティーは6月13日(火曜日)に如水会館(千代田区)で開催され、受賞者には記念品および賞金100万円が贈呈されます。

作品のあらすじ

 N市役所のこども課で働く三川ハジメが、ある日目を覚ますと、妻のKの姿がない。Kは地下室にこもり、火傷をしたので顔を見せたくないという。不思議に思いながらもハジメはいつも通り日々を送るのだが、Kが出てくる気配はない。そのうちハジメはKの顔を思い出せなくなっていることに気づく。地下室から出てきてほしいハジメは、あの手この手で交渉するが、Kは『オルフェウス』なる自作のアプリゲームで高得点を取ることや、暗闇の中での合奏を求める。結婚当初はよくやったタンゴのセッションで盛り上がる中、ハジメはKとの失われた絆を思い出すのだが――。

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画像:第33回太宰治賞を受賞したサクラ・ヒロ(さくら・ひろ)さんの顔写真(拡大画像へのリンク)

第33回太宰治賞を受賞したサクラ・ヒロさん

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