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放射線に関するQ&A
作成・発信部署:生活環境部 環境政策課
公開日:2011年7月6日 最終更新日:2018年5月16日
放射線に関するQ&A
2011年3月11日の東京電力福島第一原子力発電所の事故により放射性物質が放出されましたが、現時点において、東京都内においては健康に影響を与える数値ではないことが各機関により発表されておりますので、ご安心ください。
測定に関すること
質問1 三鷹市での放射線はどのくらいでしょうか?
- 回答1
- 三鷹市は、市民の皆様の不安を払拭するために、簡易型放射線量測定器(1台)を購入しました。市内100カ所の地点において放射線量の調査を実施します。結果については市内の空間放射線量測定結果のページをご覧ください。
質問2 東京都による三鷹市内の放射線量測定結果はどこで確認できますか?
- 回答2
- 三鷹市内の測定場所として三鷹市立南浦小学校(下連雀9丁目9番1号)校庭中央部での測定が行われました。これまでの東京都の公表によりますと、今回の測定値は健康に影響を与える数値ではありませんので、ご安心ください。結果については三鷹市での空間放射線量の測定結果をご覧ください。
質問3 東京都やその他の地域での放射線について情報を得るにはどうすればよいですか?
- 回答3
- 下記のホームページで公表されています。
東京都健康安全研究センター(外部リンク)
生活に関すること
質問4 三鷹市の水道水の放射能測定結果について教えてください。
- 回答4
- 2011年3月24日に市内の水道水を採水して検査を独自に行い、検査結果から、放射性ヨウ素等は東京都水道局の基準でいうところの「不検出」であることを確認しました。現在、水道水質については、すべて東京都水道局で監視を行っています。
質問5 三鷹市産野菜の放射能検査結果について教えてください。
- 回答5
- 東京都で三鷹市産野菜の放射能検査を行っています。結果については東京都による三鷹市産野菜の放射能検査結果のページをご確認ください。
質問6 生活の中での放射線対策はどうすればよいでしょうか?
- 回答6
- 現在東京都の放射線量は健康に影響のあるレベルではないとの見解が示されており、通常の生活での、具体的な要請や指導は出されておりません。今後とも、状況の変化に注意し、行政機関からの要請があった時にはそれに従ってください。
その他 放射線について
質問7 「ベクレル」や「シーベルト」とは?
- 回答7
- ベクレルとは、放射線を放つ放射能の量であり、放射能の強さを表す単位です。シーベルトとは、人の体が放射線を受けた時の放射線の種類、エネルギーの大きさが及ぼす人体への影響を表す単位です。
質問8 放射線量の基準はありますか?
- 回答8
- 一般の人が受ける放射線量としては、国際放射線防護委員会(ICRP)が2007年に勧告を出しており、平常時は年間1ミリシーベルト以下としています。国の原子力安全委員会においても、この勧告を踏まえた考え方を示しています。なお、指標値には、自然界から受けると言われている年間2.4ミリシーベルト(世界平均)の自然放射線量や医療行為によって受ける放射線量は含まれていません。また、年間に一般の人が受ける放射線の量を測定結果から推計できます。方法は以下の式のとおりです。
(測定結果-自然放射線量)×(16÷24×0.4+8÷24×1)×24時間×365日
- 自然放射線量は全国平均で毎時0.05マイクロシーベルト
- 木造家屋内に16時間、屋外に8時間いると仮定
- 木造家屋内滞在(16時間)における低減効果(係数0.4)
質問9 測定地点によって値が変わるのですか?
- 回答9
- 岩石や砂にはもともとごくわずかに含まれるウランやラジウム、建材として使われるコンクリートから放出される気体のラドン、植物中に含まれるカリウム等からも微量の放射線が検出されるため、砂場や芝生、舗装上など地点によっては値が変動することが考えられます。
質問10 自然放射線による影響はどのくらいでしょうか?
- 回答10
- 特別な活動をしていなくても、普段の日常生活から土壌、空気、飲食物、宇宙線等の自然放射線により、被曝しています。1年間に被ばくする自然放射線量は平均2,400マイクロシーベルトと言われています。
質問11 放射線について相談をしたいのですが。
- 回答11
- 詳しくは下記の機関へお問い合わせください。
- 放射線に関すること
独立行政法人 放射線医学総合研究所(外部リンク) 電話 043-290-4003 - 健康に関すること
東京都多摩府中保健所(外部リンク) 電話 042-362-2334(代表)
- 放射線に関すること