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平成25年第8回教育委員会定例会会議録(2)

作成・発信部署:教育委員会 総務課

公開日:2014年2月10日 最終更新日:2014年2月10日

平成25年第8回教育委員会定例会会議録

日程第4 教育長報告

岡委員

 給食のことについて学務課にお聞きします。来年度に民間委託を開始する学校の説明会を開催したということで、去年、二中で説明会をしたときに、保護者はほとんどいらっしゃらなかったのですが、ことしは中学校のほうも保護者は大勢いらっしゃったようで、せっかく開催されるのに参加者がないというのは大変残念なので、参加者があってよかったと思います。
 給食のアレルギーについてのことですけれども、今またいろいろ話題になっていますけれども、三鷹でもおかわりを禁止するとか、対策を強化されて何カ月かたったと思いますけれども、その後、保護者や児童・生徒から、対策が変わったことで何か反応はありましたでしょうか。

内野学務課長

 調布での痛ましい事故がありましたけれども、あの事故を受けて、岡委員が言われたとおり、三鷹市でもその日にアレルギー食を出されている子どもについてはおかわり禁止という対応をいたしました。ですから、もちろん、全ての生徒がおかわり禁止ということにはしていませんし、アレルギーのあるお子さんでも、メニューによっては、ほかの子と同じものを食べるときにはおかわりを禁止にはしていませんので、そういう意味では、こうした対応を実施したことによって何か特別、反応があるということは今のところは聞いておりません。

岡委員

 講演会があって、エピペンの使い方もどういうものかよくわかって、よかったというお話でしたけれども、以前定例会のときに、角田委員からもお話があったと思いますけれども、実際にエピペンを使う人たちが、本当にそういう場面が起きたことを想定して訓練するというのは大変重要だと思います。今回、実際にエピペンを、どれくらい針が出るとか、見ただけではなく、実際にさわるとか、どういうふうにどこに打つとか、そのような訓練もされたのでしょうか。訓練をされていないのだったら、今後訓練をされる予定はありますでしょうか。

内野学務課長

 エピペントレーナーというものがあって、針がついていないもので、実際にどのくらいの強さで押せばいいのか練習できるものがあるのですけれども、それは今回の講演会でも使っておりますし、また、以前にも東京都のほうでもかなり頻繁に使っておりまして、養護教諭、それから各担任も、ほぼ皆さん受講しているのではないかと思います。今回の講演会の中でも、エピペントレーナーを、当日、40人から50人来ていましたけれども、全員に1本ずつ行き渡る分だけ持ってきてくださいまして、実際に太ももの外側に、このくらいでカチッと音がするまで押し続けるというふうに体験もしてまいりました。その上で、先生が実際に針のついたものも持ってきてくださいまして、針の長さはこのくらいあるのです、だから、しっかり押してくださいという説明もして、イメージとしてもかなりつかめたのではないかなと思っています。

貝ノ瀬委員長

 その件だと、調布の事故の場合には、当該の子どもが一遍、打つのをいやがったというのですが、痛いものなんですか。

内野学務課長

 針は、もし間違って逆さに持つと、親指を突き抜ける長さ分ぐらいあるのですね。普通の注射針ですね。ですから、普通の注射の痛さはあるものです。

岡委員

 何秒ぐらい押し付けるものなのですか。

内野学務課長

 3秒から5秒ぐらいということでした。

岡委員

 使用期限ももちろん決まっているわけですね。

内野学務課長

 あるそうです。

岡委員

 それを保護者が学校に預けて、新学期ごとに預け替えているわけですか。

内野学務課長

 エピペンは基本的に本人管理です。原則として学校で預かるということはしません。ある学校では、エピペンを処方されている子については、保存をする袋に特定のアニメのキャラクターのシールなどをつけて、それをそのキャラクター名で呼ぶというふうにして、いつもかばんの中に入っているんだよというふうに学校で統一してやっているんですね。ですから、何かあったときには、いつもかばんの中の袋の中にあるんだと。保健室へ行くときも、かばんを持ちながら行きなさいというふうに指示をしております。

岡委員

 普通はランドセルに入れて、行き帰り持ち運んでいるという形なのですね。

内野学務課長

 そうです。

貝ノ瀬委員長

 今、何人ぐらいの子が持っているのですか。

内野学務課長

 エピペンは保険がきくようになりましたので、小・中合わせて40人ぐらいが持っています。ただ、中には、常時携帯しなくてもいいという子も何人かはいます。エピペンを処方されていても、少しランクがあるようです。

角田委員

 実際に講習会へ行ってみたことがないのですが、私ども東京都医師会としても年2回講習会を行っています。そうすると、医師会の会員だけでなくても、養護の先生も来られています。1回見て覚えたつもりでも、次の年になると忘れてしまうので、操作を間違えて針が出なかったりということがあるので、同じことでもいいですけど、ぜひ年に一遍は定例的にやってみたほうがいいと思います。

内野学務課長

 私もこの1年間で3回経験しました。そういう場はここのところで増えてきています。

角田委員

 三鷹市の教育委員会として実施しているのですか。

内野学務課長

 ほとんどが東京都です。

角田委員

 東京都が実施するものに皆さんが出ているという形なのですか。

内野学務課長

 そうです。

貝ノ瀬委員長

 講習会で使うのはそういう練習用のものなのですか。本当に打たない と経験にならないんじゃないかね。本当にギュッとやらないと。

角田委員

 ほとんどが太ももに押し付けて、ガチッとやるタイプのものです。

内野学務課長

 ただ、エピペンはすごく操作がしやすくて、カチッと音がするので、確認はしやすいですね。

貝ノ瀬委員長

 ほかにご質問はありますか。

角田委員

 10ページのところで、練馬の事件を受けてスクールエンジェルスの方に研修会を実施するということですが、このスクールエンジェルスの方々というのはどういう形で選ばれているのでしょうか。皆さん、割と年配の方が多いということですが、地区で公募するような形なのでしょうか。

秋山総務課長

 シニアSOHO普及サロン三鷹というNPO団体に委託をしておりまして、そこの会員が、シニアというくらいですから、皆さん高齢の方になりますけれども、130人ぐらい登録されていて、班に分かれて各小学校に配置されています。

角田委員

 今回も講習会を行うみたいですけど、何か暴漢が出たときの対応のしかたについては、ある程度マニュアル化はされているのですか。

秋山総務課長

 業務についてはマニュアルがございまして、それに基づいて業務を行っていますけれども、基本的に暴漢を退治するとか、そういうものではなく、子どもの安全を確保しながら、何か不審なことがあった場合には、トランシーバーを携行していますので、それで学校の校長なり副校長にすぐ連絡をとるようになっているのです。学校に連絡がつくと、学校からすぐ110番通報ができるようなシステムがありますので、そういう業務の内容になっています。

貝ノ瀬委員長

 捕まえたり、対決したり、そういうことは業務に含んでいないということですね。練馬の場合は、それをやって随分好評だったけれども、あのようなことをやってくれということではないですね。

秋山総務課長

 そうですね。

岡委員

 今回、練馬の事件を受けて、研修会では何か新しい提案はなされるのですか。それとも今までどおりということでいくのでしょうか。

秋山総務課長

 テーマとしては、三鷹市で子どもが受けた犯罪の概要をまず知るということと、それから、学校の安全対策のときの心構えみたいなものについて、もちろんマニュアルがありますので、そういったものを事前に警察の方に見ていただいて、例えば足りない点とか、気をつける点とか、そういうものをマニュアルに即してお話をいただこうかなと考えています。

高部教育長

 これは最初にスタートしたのが池田小の事件のあとで、防犯ブザーや、非常通報装置の「学校110番」を導入する中で、登下校を常時見守る人が必要なのではないかということで始まりました。シニアSOHOは学校のパソコン実習でなじみやすいということもあって、子どもにあまり緊張感を持たせてはいけないということで、シニアSOHOに委託しました。そのときには、警察署の生活安全課に協力をいただいて、どんな役割をしたらいいのかということで、どこまでできるのか、どういうときにはどういう声を出して連絡をしたらいいのかという、役割の認識について講習会で確認したのですけれども、人も大分代わっていますので、マニュアルはありますけれども、対応のしかたについて、ここでもう一回、再認識をしてもらおうということで、警察からも快諾を得ましたので、設定をさせていただきました。

貝ノ瀬委員長

 スクールエンジェルスの場合は地域の方がほとんどですので、子どもとのコミュニケーションとか、触れ合いとか、防犯上の対策の1つではあるのだけれども、地域連携というか、地域の方々の子どもとの触れ合いの1つの有力なツールとしても活用されるべきだという位置づけになると思います。だから、基本的にはとても安いお金でやっていただいている。でも、やってくださっている方々は、高い志でやってくれているので、不平不満というのは特になくて、むしろ、喜んでやっていただいているという状況は聞いています。
 ほかにございませんか。

岡委員

 京都であった全国コミュニティ・スクール研究大会の全国大会の中の実践発表で、これはと思うような報告があったら教えていただけますか。

高部教育長

 コミュニティ・スクールがいろんな形で進展しているなという印象を持ちました。地域性、ローカリティーというのでしょうか、例えば第1部の山口市では、地域コーディネーターの方、これは民間の方ですけれども、現職を退職された方がコーディネーターということで、職員室に席を設けて学校のニーズと地域のニーズがうまくマッチングするような形で活躍されているというような事例でした。例えばゲンジボタルの保存とか、そういったいろんな地域の特色に応じて学校の教育活動の中にコーディネーターが位置しているというような実践でした。
 岡山市についても、地域に取り込むいろんな仕掛けとして、挨拶運動とか、郷土教育とか、そういう人財は地域にたくさんいますので、そういう人たちを巻き込んで、地域の人もやりがいに結びつくような、子どもたちも健全育成に結びつくような、そういった取り組みがされていました。
 京都市のほうも、中学校についてはキャリア教育を行っていますし、小学校のほうは、ピアサポートということで、上級生が下級生のお世話係をしながら、自尊感情なり自己肯定感を育むという取り組みが行われています。そういったいろんな仕掛けを行いながら、家庭や地域や学校が一体となって教育に取り込むような仕組みが、地域性に応じた特色あるやり方で広がっているなという、そういうような発表大会でした。
 所課長は随行されたけれども、何か感想はありますか。

所指導課教育施策担当課長

 私のほうは、どちらかというと、午前中の北城恪太郎さんのお話が、いろいろと経済的な背景も含めてご説明があったので、非常に勉強になりました。
 今、必要とされているのは、社会で生き抜く力、そしてチャレンジ精神だというお話がありました。チャレンジ精神と行動力、チームワーク力、その中でも特にコミュニケーション力がこれからの社会で身につけていかなければならないというお話があって、今、三鷹で実践している取り組みというのが、ここでつながっていくなという実感を持ったところです。
 いろいろ実践事例を伺っていましたけれども、形を変えて三鷹で取り組んでいることも非常に多くて、改めて三鷹では総合的に非常によく取り組まれているなというふうに感じたところです。
 教育長のお話にもありましたが、1名がコーディネーターという形で調整しているという例も報告されていましたけれども、そういう形がいいのか、今、三鷹がやっているみたいに組織的にサポート体制を整えていくのがいいのか、今、コミュニティ・スクール推進会議で検討をしていますけれども、第1回の話し合いの中では、今の組織で十分できているのもあるので、コーディネーターのあり方については慎重に検討していかなければならないというような方向性が示されています。あと3回ありますので、実態を踏まえて引き続き検討をしていきたいと思います。

貝ノ瀬委員長

 会場では、一中の校長先生と三中の校長先生と、それから三中のコミュニティ・スクール委員会の副会長さんのお顔を拝見しましたけれども、いろいろ学ぶところはありました。三鷹で学ばなければいけないなと思ったのは、京都の事例発表です。学校運営協議会、コミュニティ・スクール委員会の中で、地域ぐるみで子どもを育てようということであるのだったら、学校の役割と地域の役割と、特に家庭の役割ですね、これについてちゃんと表にして明確に具体的に書き出しているのですね。これをすべての家庭や地域、地域といっても全部というわけにはいかないでしょうけれども、そういうところで、それをできるだけみんなが確認をして、そしてできるだけ共通理解を持つようにして、みんながそれぞれの責任と役割を果たすという、そういう試みをしているというのは、これはやはりコミュニティ・スクールだなというふうに思いましたね。
 だから、そういう具体的なことが、ただ学校だけで頑張るというのではなくて、家庭教育においても、それから地域社会の人たちも、みんなでそれぞれの役割と責任を果たす。それは言葉では言っているのだけれども、それを具体的にこういうことをする、そういうことが明確に出されているということ。それは三鷹ではちょっと曖昧なのではないかというふうに思いましたね。

高部教育長

 三鷹は1つの学園ではやっています。三鷹中央学園でアクションプランというものを去年からつくっていまして、それはまさにおっしゃるように、マトリックスで学校と子ども、それから家庭と地域の取り組みをそれぞれ明確にしたもので、アクションプランでそれを地域の人たちに共有化していこうという試みです。学園間でもお互いによく交流し合いながらやっていますので、私も校長会などいろんな推進会議の中では、三鷹の中でもいろんな先進的な工夫をされているところ学園の例を参考にしてくださいということで、三鷹中央学園のアクションプランについては、こんな形でつくられていますからということは情報提示をしています。京都も、世帯は多いですけれども、同じような意識で取り組んでいました。

貝ノ瀬委員長

 あれは一部ではなくて、すべての学園で取り組んだほうがいいと思いますよね。そういう実効性のあることをすると、まさに子どもが成長するのではないかというふうに思いましたね。
 それから、秋田の由利本荘市の教育長が強調していましたけれども、コミュニティ・スクールというと、都市部がやりやすいのではないかとか、盛んではないかというふうに思われがちですけれども、僻地とか過疎地を抱えている秋田・由利本荘市のような、限界集落もあるようなところでもコミュニティ・スクールというのは必要なのだということを挙げていましたので、そこは義家政務官も目からうろこだというふうに言っていました。つまり、ほうっておくと、ますます限界集落になり、学校もなくなっていく。もう既にないところもあるという中で、そういう集落の人たちを孤立させないためには、今ある学校の機能として、孤立しそうなお年寄りとか家庭に対しても、かかわりを積極的に持たせるという、広域的になるんだけれども、そういう仕組みをつくらなければいけないというふうな、孤立させてはいけないという、学校教育を超えているのだけれども、まさに生涯学習と連携しているということになって、同時に、由利本荘市の場合は市長も熱心なので、市長部局も一緒になっている。だから、私たちがスローガンにしている学校づくりは地域づくりだということを、まさにそれをやろうとしている。ただ、まだ1校か2校なのですが、志は高いので、会場の人たちは多分感銘を受けただろうというふうに思います。そのようなこともありました。
 話せばいろいろありますけれども、1日の研究大会にしては非常に密度が濃かったのではないか。先ほどメールを開けたら、京都からお礼のメールが、こちらがお礼を言わなきゃいけないんだけど、お礼のメールが入っていました。まさに教育長おっしゃったように、1,900人の参加者があって、正式にアンケートなどを取っているのだけれども、それ以前にいろいろな声が入っており、大変充実して、いい勉強になったという声を、お世辞抜きで聞いて、お伝えをしますということがありました。
 これから教育の質を高めていく有力なツールとして、ますます広がっていくのではないかと思いますので、そうなってきますと、三鷹の取り組みがどうしたってモデルとして注目されてきますし、ついでに言えば、文部科学省の局長たちを中心とした勉強会の中で、新しく就任した初等中等教育局長が、三鷹がやっているような小・中一貫教育とコミュニティ・スクールをセットにした取り組みがこれからのモデルになるべきではないかという、三鷹という名前を出したそうですので、まさにこれからモデルとして期待をされ、注目されていくだろうと思いますので、皆さん方、ぜひそういう当事者意識を持って頑張ってほしいと思っています。
 これは指導課の話ではないですからね。これは生涯学習もみんなかかってきますから。だから、地域によってはコミュニティ・スクールのことを生涯学習学校と言っていますから。ですから、まさにすべてが動くという、だから新しい学校だということですので。

高部教育長

 京都市もまさにそうですね。小・中一貫教育校を作るときに、5校とか7校とか統廃合しているんですね。そうすると、地域が違うから、結局、地域づくりから始めないと、理解のある学校になっていかないので、そのプロセスが結局はスクール・コミュニティなんですね。貝ノ瀬委員長のおっしゃっているとおりに全国が向かっているということです。

貝ノ瀬委員長

 そういう会だったということで、岡委員、よろしいでしょうか。

岡委員

 はい。ありがとうございました。

貝ノ瀬委員長

 ぜひお出かけいただきたかったです。

岡委員

 私もますます勉強させていただきたいと思いますので、こういう機会があったらぜひ参加します。

貝ノ瀬委員長

 それでは、日程第2 教育長報告を終わります。
 以上をもちまして、平成25年第8回教育委員会定例会を閉会いたします。

午後 4時59分 閉会

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