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緑と水の公園都市 三鷹市

作成・発信部署:企画部 企画経営課

公開日:2017年5月1日 最終更新日:2017年5月3日

第9期活動内容が報告されました

 「みたか国際化円卓会議」は、国際化に関する様々な問題とその解決策について、国境を超えて話し合い、市の施策に反映させていくため、平成11年5月に設置されました。外国籍市民自身による市政への参加を進め、外国籍市民等に開かれた暮らしやすいまちづくりに向けたものとして、活発な議論が行われています。
 平成29年3月に、第9期(平成27年10月〜平成29年3月)の活動内容が、以下のとおり市に報告されました。

みたか国際化円卓会議 第9期報告

 第9期では、これまで本会議で取り扱ってきた「教育」「医療」「防災」「情報保障」「観光」の5つの分野のうち、主に「情報保障」と「観光」についての議論に加え、新たに「地域参加」をテーマに意見交換を行ってきました。
 この度、第9期の取り組み内容を取りまとめたので、ここに、ご報告いたします。


平成29年3月31日 みたか国際化円卓会議

円卓会議の開催状況

第1回 平成27年10月27日(火曜日)

   (1)委員委嘱及び正副座長選任
      座 長:木村 実季(公益財団法人アジア・アフリカ文化財団 専務理事)
      副座長:ジェームス サック(ルーテル学院大学教授)
   (2)第9期の議題について
  第1回会議録要旨

第2回 平成28年2月23日(火曜日)

   (1)外国籍委員からのスピーチ及び質疑応答
      坂本 ロビン委員
      董 光哲委員
   (2)第4次三鷹市基本計画の改定について
   (3)マイナンバー制度について
  第2回会議録要旨

第3回 平成28年7月28日(木曜日)

   (1)三鷹の観光に関する取組について
   (2)外国人おもてなし語学ボランティア育成講座について
   (3)市内案内標識等の多言語化に向けた対応について
  第3回会議録要旨

第4回 平成29年2月16日(木曜日)

   (1)外国人住民の意識や生活実態に関するアンケート調査の速報について
   (2)第9期報告についての意見交換
  第4回会議録要旨

第5回 平成29年3月17日(金曜日)

   (1)第9期のまとめについて
   (2)今後の予定について
  第5回会議録要旨

※討議内容については、会議録要旨のとおり(各回配付)。

みたか国際化円卓会議第9期の取り組み

検討内容

 みたか国際化円卓会議第9期は、平成27年10月27日(火曜日)に13名の委員によりスタートしました。この間、第4次三鷹市基本計画(第1次改定)、東京2020年オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向けた議論やマイナンバー制度の開始に伴う個人情報等の取扱いなど、外国籍市民にとっても大変関わりの深い事項について情報提供がありました。会議では、これらの内容について、活発な意見交換を行ってきました。
 「第4次三鷹市基本計画(第1次改定)」にあたっては、第1部第1の国際化の推進については、東京2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向けて、計画の主要課題として提案された「外国人観光客向けの情報発信環境の充実」について、一層の推進を要望しました。
 次に、「情報保障」の分野については、マイナンバー制度などを始めとした行政手続きや日常・非日常の困りごとを解決するためには、いかに正確な情報を得ることができるかが重要になります。「災害」「医療」といった緊急時の対応のみならず、平常時においても普段から自分がどの情報や相談窓口にアクセスすれば良いのか、適切な情報はどのようにして得ることができるのか、といったことを認識しておく必要があります。会議では行政手続きや日常生活における情報保障のあり方について議論を行い、特に「災害時や医療に係る情報提供のあり方」については、既存の方法のみならず、ボランティア等の育成や提供情報の多言語化など、効果的な周知方法等について、次期円卓会議でも引き続き調査・研究を行う旨の意見が多く出されました。
 また、東京2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向けて、三鷹の「観光」PRや「文化」の発信などについて、前期に引き続き意見交換を行いました。特に「観光」については、オリンピック・パラリンピック東京大会開催をきっかけとして、今後増加が見込まれる外国人旅行者に対して、市内の観光情報や文化・歴史等をどのように発信していくのか。また、そのことが外国籍市民の利便性の向上にどのようにつながっていくものなのか、という点に関し、様々な意見交換がありました。
 なお、近隣自治体との広域連携事業の一環として実施した、「外国人住民の意識や生活実態に関するアンケート調査」でも、従来から課題となっていた「防災」「医療」「教育」について行政に期待するニーズが高いことを改めて確認することができました。災害時や緊急時の的確な情報提供や避難訓練への参加促進などへの対応については、引き続き行政に期待するところです。

提言内容

 上記の検討内容を踏まえ、下記のとおり提言いたします。

(1)情報保障のあり方の調査・研究
 行政情報の多言語化や外国語自動翻訳機能などによる従来の「情報保障」に加え、最新の通訳・翻訳ソフトやサービスなどのICTを活用し、時代に即した効果的な「情報保障のあり方」を調査・研究することをご提言いたします。また、短期在留の留学生や外国人旅行者のニーズに対応できるよう、東京都などとも連携した無料Wi-Fi等の増設など、通信基盤の整備が促進されることを要望いたします。なお、外国人旅行者向けのWi-Fiスポット等の案内の充実も期待するところです。

(2)まちの案内・誘導サインの多言語化
 外国人旅行者の増加に伴い、市内の案内標識等の多言語化に係るニーズが高まりを見せています。三鷹市においても、平成28年度から公共施設案内標識、道路愛称名標識、一時避難場所及び避難所案内標識などの多言語化を進めています。標識の表記等については、円卓会議でも議論を交わしましたが、こうした取り組みを一層進めることで、外国人旅行者のみならず外国籍市民にとっても暮らしやすいまちづくりが実現されることを要望いたします。

(3)観光情報等の周知・広報
 東京2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の開催は、訪日が期待される多数の外国人旅行者を、三鷹をはじめとした多摩地域に呼び込むことで、地域の活性化を図ると同時に、外国籍市民にとっても更に暮らしやすいまちづくりへとつながるきっかけとなります。大会開催後も見据え、三鷹の観光情報や歴史・文化のPR方法などについて、みたか都市観光協会とも連携しながら、引き続き調査・研究をされることをご提言いたします。

(4)地域情報の周知・広報
 外国籍市民にとって貴重な情報媒体であるMITAKA CITY NEWSや三鷹市ホームページ等に地域のお祭りやコミュニティ・センターでの催し物など、地域の情報をもっと掲載していただくことを引き続き提言します。外国籍市民の「地域参加」のきっかけになるとともに、外国人旅行者にとっても、地域での多文化交流や多文化理解へとつながっていくものと考えます。

(5)防災・医療情報の周知・広報
 外国籍市民が、防災や医療に対し日頃から個人としてどのような備えが必要なのか、また、緊急時にどこでどのような情報が取得できるのか、などについて十分に認識しているとは言えません。三鷹市では、「三鷹市外国語版生活ガイド」による「緊急(医療)情報」や「三鷹市ホームページ」の「外国語自動翻訳機能」による情報提供など様々な取り組みをしていますが、外国籍市民が三鷹市へ転入する際に説明するなど、効果的な周知方法等について、引き続き検討されることを提言いたします。

(6)ボランティア人財の発掘と支援ニーズの把握
 災害時や緊急時における外国籍市民の支援ボランティアについて、既存の「三鷹市通訳・翻訳ボランティアサービス制度」の運用の中で拡充を図ると同時に、行政と国際交流協会が連携して行う「防災出前講座」や「防災訓練」などの実施を通じて、新たなボランティア人財の発掘や支援ニーズの把握が効果的に行われることを要望いたします。また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に際しては、ボランティアニーズの把握に努めつつ、都とも連携しながら、できるだけ早期にボランティアを募集できるよう、調整されることを要望いたします。

(7)防災訓練等への参加の促進
 防災訓練や避難訓練への参加について、留学生や専門学校生など比較的在留期間が短い外国籍市民に啓発ニーズが高いことから、大学や日本語学校・専門学校等の授業の一環として行うことや、そのために必要な行政サポート等を検討されることを提言いたします。

(8)三鷹国際交流協会の周知・広報
 三鷹市の「外国人相談窓口」であり、災害時に「災害時外国人支援センター」となる「三鷹国際交流センター」の役割は極めて重要です。特に情報発信元となる三鷹国際交流協会や同協会のホームページの存在を多くの外国籍市民に知ってもらうことが必要であり、その周知に引き続き努めていただくことを要望いたします。

今後の「みたか国際化円卓会議」の方向性

 「みたか国際化円卓会議」も9期、17年が経過しました。これまで「教育」「医療」「防災」「情報保障」「観光」という5つの分野をテーマに据え、取り組んできました。今後は、外国籍市民の様々な「困りごと」を解決するための「共助」の輪を広げる意味でも、「地域参加」や参加を促す効果的なコミュニケーションのあり方などについて継続的に議論することが必要と考えます。
 また、「みたか国際化円卓会議」は、三鷹市の国際化に係る諸課題を共に協議し、その解決のための方策について提言する場として有効であると考えます。今後も市政の様々な取り組みに関して、積極的に情報提供をいただきたいと考えます。そうした情報提供を踏まえ、外国籍市民の観点から共に課題解決に向けた方策について議論をしますので、その結果を市の施策や事業に反映されていくことを切に願います。

添付書類
 (1)「みたか国際化円卓会議録」第9期の各回要旨
 (2)「みたか国際化円卓会議」第9期委員名簿

みたか国際化円卓会議委員一覧(第9期)
委員氏名 所属等
木村 実季
(4〜6期、9期座長)
公益財団法人アジア・アフリカ文化財団専務理事
ジェームス サック
(7〜9期副座長)
ルーテル学院大学教授
那須 博
(1〜3期副座長、7〜8期座長)
公益財団法人三鷹国際交流協会理事
鄭 照子 在日本大韓民国民団西東京・武蔵野支部
川島 鋼太郎 公益財団法人三鷹国際交流協会理事
石川 豊 中国帰国者の会三鷹支部
森田 義一 西部地区住民協議会
ジュリアン R. コウ 国際基督教大学教授
坂本 ロビン 杏林大学教授
ジョン ウッドワード   外国籍市民(第8期公募)
タパ ダルマ ラズ    外国籍市民(第8期公募)
董 光哲    外国籍市民(第9期公募)
土屋 宏 三鷹市企画部長

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